腱鞘炎
腱鞘というのは、筋肉の腱の部分を包んでいるものです。腱鞘炎というのは、腱鞘の部分に摩擦などのストレスが加わって、痛みを発するものです。腱鞘炎は手をよく使う仕事の人に起こりやすいです。例を挙げると、
- ピアニスト
- パソコン作業(タイピング)
- 工事現場作業者
- 物書き
- その他手を酷使する人
それでは腱鞘炎の症状についてお話していきます。腱鞘炎の症状は、指・手・腕の痛み、だるさ、動かしづらくなる、しびれなどです。
痛みの感じ方は人によって様々です。パソコンでタイピングをしているとすぐに痛くなってくる場合もあれば、タイピング中はまったく痛みを感じなく、その数時間後に痛くなってくる場合もあるようです。
当院は筋膜リリーステクニックとシンクロ矯正法を使う事が多くなります。
また、首の歪みを矯正すれば痛みのつらさも軽減出来ます。
主に腱鞘炎の原因になる筋肉は左図の通りです。腱鞘炎は手首の問題と思われる方が大半ですが、臨床上90%ぐらいの方は手首の原因ではなく、左図の3つの筋肉、(長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋・尺側手根伸筋)の使い痛めなどの癒着が原因です。
また手首や指などの関節の可動域を改善する事によって腱に掛かる負担を取り除き筋肉の負担を軽減させる事が出来ます。
腱鞘炎は手首だけの原因ではないので全身の矯正が大切になります。
店舗情報
店名 | ライフ・カイロプラクティックラボ |
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住所 | 〒666-0033 兵庫県川西市栄町10-5 パルティ川西1階 MAP>> (ラソラ川西1階より連結通路で直結) 阪急川西能勢口駅より徒歩2分 |
営業時間 | 平日 10:00~最終受付20:00、最終施術21:00~ 土日祝 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
TEL | 072-755-7079(予約優先) |
■■ 肩こり・首こり・腱鞘炎
ピアノをされる方の多くは背中の問題だけではなく、肩甲骨や脇の下にある前鋸筋という筋肉も大きく影響しています。 ピアノを小さい頃練習しているとどうしても猫背になる傾向があり、肋骨と肋骨の間にある肋間筋も動きが悪くなる為に呼吸器系に影響がでる可能性があります。息が浅い、風邪を引くと咳が止まらないなど・・・。
全体に矯正するのはもちろんですが、肩甲骨の動きと肋骨の動きを戻す必要性と猫背になっていますので、首の骨が前に歪んでいるので正常に戻す必要があります。通常のマッサージなどで首の後ろをグイグイ押してしまうと肩こりと首こりは悪化します。今回のお客様も定期的にマッサージに行ってましたが全く改善されないという事で来院されました。