施術のテクニック
カイロプラクティックはバキバキする施術と思われている方が大半だと思います。
バキバキするからカイロプラクティックには行かないという方も実際におられます。
実際はカイロプラクティックは色んなテクニックがあります。(もちろんバキバキしないテクニックも数多くあります)
当院ではディバーシファイドテクニック・筋膜リリーステクニック・ポジショナルリリーステクニック・マッスルエナジーテクニック・シンクロ矯正・骨盤ブロックテクニック・ドロップテーブルテクニックを使用しお客様の年齢・症状に合わせて施術します。
ディバーシファイドテクニック
カイロプラクティックの中で一番使われているテクニックです。
瞬時に骨格の歪みを矯正するテクニックです。矯正の際はバキバキとなる事が多くあります。
このテクニックの修得は比較的簡単な為に最近は一日講習を受けて整骨院でも使われるテクニックになっております。
ただこのテクニックはカイロプラクティックの教育を正しく受けていない施術者が行うと極めて危険なテクニックになります。無理に首を捻ったり力任せにすると大変危険です。最近のカイロプラクティックの施術はディバーシファイドテクニックを使わない施術者が増えております。
当院はほとんどこのテクニックは使用しておりません。
筋膜リリーステクニック
カイロプラクティックの中ではまだまだマイナーなテクニックになります。
全ての筋肉は筋膜という薄い膜によって覆われてます。
症状のない方は筋肉の伸縮に伴い、筋肉と筋膜の間は非常にスムーズに動きます。
症状のある方は何らかの要因で筋肉と筋膜の間に“癒着”が発生することがあります。
この癒着は様々な症状に影響します。
- 筋肉の痛み(圧痛、関連痛も含む)
- 関連する関節の可動域制限
- 末梢神経への刺激(しびれ)
癒着は筋肉と筋膜の間だけでなく、筋肉と筋肉、筋肉と神経の間でも発生します。
この“癒着”は決して特殊な症状ではありません。多かれ少なかれ誰にでも発生しています。体を動かさないライフスタイル(長時間の座位など)が継続されると、中枢神経は『これ以上動かさなくて良し』と認識し始めます。この中枢神経の命令に従い、体中に癒着が生じます。
ポジショナルリリーステクニック
当院で一番使うテクニックになります。
睡眠時に人間は一番楽な体制で寝ます。もし腰痛があれば一番腰が痛くない体制を取って寝ます。
モビリゼーションテクニック
こちらのテクニックも当院で数多く使うテクニックになります。
全身は約200個の骨で構成されています。日頃の生活で関節の可動域は悪くなり肩こりや腰痛など様々な症状が現れます。
バキバキと矯正するディバーシファイドテクニックは大まかな歪みをとる事ができますが、ただ細かな歪みに対してはモビリゼーションテクニックが有効です。モビリゼーションテクニックの場合は、一つ一つの関節の不具合をチェックしていき、動きの悪い関節を正しく動くように矯正する方法です。お客様によっては驚くほど効果の高い方がいます。
SOTテクニック
SOT(仙骨後頭骨テクニック)は三角形のブロックを使って仙腸関節(骨盤と尾骨の関節)を矯正し人間の持つ自然治癒力を最大限に引き出し治す施術です。仙腸関節には人間にとって大事な呼吸メカニズム整える関節と体重を支える関節が存在します。
これらの機能が障害を起こすと全身のあらゆる部分に痛みが発症し、めまい、頭痛、肩こり、腰痛などの原因になります。
そしてこれらの症状が長期に及ぶと内臓疾患にまで発展する恐れがあります。
SOTは痛みを取るためだけの治療では無く精神的、肉体的に健康体になる為の治療です。そしてSOTは頭蓋骨・顎関節にも関係し神経機能に大きく影響します。SOTの治療は痛みが無く子供から年配の方まで安心して受けられます。