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兵庫県川西市 ライフ・カイロプラクティックラボの大道です。
なんだか最近、お尻辺りや太もも、時には足先まで痺れや痛みが…😱
それって、もしかしたら『坐骨神経痛』かもしれません!
まず、坐骨神経とはどのような神経なのでしょうか。
坐骨神経とは体の中で最も太くて長い神経であり、腰→お尻→太ももの後ろ側→足先までの下半身に繋がっています。
また、坐骨神経は末梢神経の一つで、脳から体のすみずみに情報を伝えたり、体で感じた感覚を情報として脳に伝えたりしています。
私達が自由に足を動かしたり、痛みや熱などの刺激を感じたりできるのは、坐骨神経がちゃんと働いてくれているからですね!
下半身に通っている坐骨神経の周辺に痺れや痛みが出る事を『坐骨神経痛』と言います。
特にお尻や太もも辺りに症状が出る場合が多く、酷い方は足の指先にまで症状が出てしまったり…
重怠い感じから、段々と痺れや痛みへと変わり、酷い時には歩行しづらくなる方もいらっしゃいます。
坐骨神経痛になる要因としては大きく次の3つが考えられます。
坐骨神経痛の要因
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 梨状筋症候群 など
以上などが挙げられますが、この3つ以外にも他の疾病による可能性もございますので、まずは原因を知っておくことが大切です。
この中でも、日頃の姿勢などが大きく影響してくるのがお尻の梨状筋症候群になります。
次の図をご覧いただくと、お尻の筋肉である梨状筋と上双子筋の間から坐骨神経が背面に出てきて、そのまま足元まで繋がっています。
筋肉と神経が非常に密接な状態なので、筋肉の状態が悪ければ神経も影響を大きく受けてしまいます。
例えば、
・姿勢の悪さによる体のバランスの崩れ
・激しい運動による股関節周辺やお尻の筋肉への負荷
・車の運転やデスクワークなどで長時間同じ姿勢
・筋力の低下
・冷え
このように負荷のかかる姿勢を繰り返したり冷えたりすると、筋肉が硬くこわばってきて血管を圧迫し、血流が悪くなります。
そしてお尻周辺の血流が悪くなると、筋肉がますます硬くなる悪循環…。
結果的に、硬くなった梨状筋やお尻の筋肉が坐骨神経を圧迫し痛みが出てしまいます。
坐骨神経痛で痺れや痛みが酷くなると歩くことも辛くなってしまい、すると、運動不足→筋力の低下→下半身のバランスが悪くなる→より歩きにくさが増してしまう、というように負のスパイラルとなってしまい、ご高齢の方になると介護の必要まで出てくるかもしれません。
また、坐骨神経痛は実は20代の若い方でも発生することもあり、年齢層に関係なくどなたでも起こり得る症状になります。
その為にも坐骨神経痛のような兆候が見えだしたら、なるべく早く対処することをお勧めします。
骨盤の後ろにあたるお尻の筋肉。
梨状筋や周辺の筋肉の緊張が緩むと、坐骨神経痛の緩和だけでなく骨盤の歪みも調整され体全体が整ってまいります。
当院では、お客様の自然治癒力を引き上げて、なるべくお体に優しく安全に骨盤や骨格の歪みやバランスを整えていき、負荷のかかった筋肉の緊張を緩めていきます。
カイロプラクティックは骨をバキバキされそうで怖い…というイメージをお持ちの方も驚くほど穏やかな施術となっておりますのでどうぞご安心くださいね。
ぜひ日頃からの姿勢を見直して、痛みの無い健康的なお体を目指しましょうね!
全てはみなさまの笑顔と幸せのために…
みなさまのお越しを心よりお待ちしております🍀