いつも沢山のお客様にお越しいただきありがとうございます。
兵庫県川西市 ライフ・カイロプラクティックラボの大道です。
最近は朝晩寒い日が続いていますね💦
体も冷えやすく、日中との寒暖差で風邪をひいたり、体にも何かと不調が出やすい時期。
しかしながら、一気に冷え込むこの季節は紅葉が見頃になる良い季節でもありますね。
私も自然が大好きなので、せっかくだから紅葉を見に行きたい♪と先日大阪の箕面大滝と紅葉を見に行ってきました🍁
平日でしたがすごく人が多くてビックリ!!
特にご年配の方が多かったのですが、阪急箕面駅から箕面大滝までなだらかな坂道が続き、片道約2.8キロあるのに皆さん元気に歩いていらっしゃいました。
年を経ても元気に歩けるのは素晴らしいなと感心しちゃいます👏✨
でも、中にはお膝の悪そうな方も・・・当院へお越しいただくお客様の事を思い出しました。
中高年の方のお膝に起こる症状として多いのが変形性膝関節症です。
今回はこの症状について取り上げたいと思います。
変形性膝関節症とは、関節のクッションの役割を果たしてくれている軟骨が、加齢や筋肉量の低下など様々な理由によってすり減り、悪化すると痛みや骨の変形が生じてしまう症状です。
軟骨がすり減ってしまうと、膝関節の骨と骨のすき間が狭くなって内側の骨があらわになり、骨にトゲのような突起物ができたり、骨が変形したりします。
また、削り取られた軟骨が滑膜などを刺激すると炎症を起こしてしまい、関節の潤滑剤代わりになっている関節液が過剰に増え、いわゆる膝に水が溜まった状態になってしまいます。
病院ではよく『膝の水を抜く』と言われるかと思いますが、結局何らかの要因で炎症を起こしている根本原因を改善しなければ、いくら水(関節液)を取り除いても繰り返し水が溜まってしまいます。
この症状においては、男性と女性では比較的女性の方が多く、50代以降の方に発症することが多い症状となります。
変形性膝関節症は、次のように徐々に症状が重くなっていく傾向があります。
初期
朝起きた時・立ち上がる時・歩き出しの時などに、膝のこわばり・違和感・痛みなどが出ますが、しばらく歩いたり休憩したりすると症状はおさまる。
中期
正座・しゃがむ動作・階段の上り下りなどが辛くなってくる。
徐々に膝の変形が進む。
後期
関節軟骨のすり減りが進み、痛みが強くなり、普段の生活にも大きく支障が出てくる。
膝が真っすぐ伸びなかったり、変形しているのが見て分かるようになる。
このように、段階的に進行していきます。
一度すり減った軟骨は元には戻らないので、できるだけ早く対処していくことが非常に大切ですね。
変形性膝関節症となる要因は何があげられるでしょうか?
膝への負担が大きい仕事や姿勢
お仕事や普段の姿勢などで長時間膝に負担がかかりやすい状態が続くと、徐々に変形性膝関節症を引き起こしやすい。
加齢
膝関節にある軟骨は加齢とともにすり減ることで、骨と骨のすき間が狭くなって内側の骨があらわになり、摩擦によって骨にトゲのような突起物ができたり、骨が変形したりする。
筋肉の衰え
足を支えている筋肉が衰えると、体の重みを受ける部分が不安定になり、膝関節への負担が大きくなる。
特に女性は元々男性よりも筋力量が少ないので要注意。
肥満
中高年になると代謝が悪くなるので、運動不足や食べ過ぎで内臓脂肪がつきやすく、体重が増加しやすくなる。
そして体重が増えると、膝への負担も大きくなる。
O脚・X脚
O脚やX脚などの脚の変形は、体重がかかる場所が一部の部位に偏り、膝関節に負担をかけやすい。
膝関節の損傷
若い時に半月板や靭帯を痛めると、一旦治っても中高年以降に変形性膝関節症になるなど膝へ影響を与えやすい。
また、季節的に寒い時期には悪化しやすく、男性と女性であれば女性の方が症状が出やすくなります。
冬に痛くなりやすいのはなぜ?
- 寒い冬の時期は体の熱を逃さないように血管が収縮しやすく、非常に血流が悪くなる。そして、血流が悪くなると筋肉が緊張したり収縮したりするので、膝の周辺の筋肉も動きが悪くなったり、また、酸素や栄養が行き渡りにくく老廃物も溜まりやすくなるので、こういった理由からも筋肉が固まりやすくなり痛みが増しやすい。
比較的女性が多いのはなぜ?
- 男性に比べ骨盤が歪みやすく、膝に負担がかかりやすい。
- 筋肉量が少ない。
- 肥満になりやすい。
- 骨粗しょう症になりやすい。
もちろん男性の方でも変形性膝関節症になる方もいらっしゃいますが、女性は特にリスクが高いのでお気をつけくださいね。
さらに詳しく
対処方法
- できるだけ膝に負担が大きい動作や姿勢を回避する
- 軽いストレッチやウォーキングなど、適度に無理なく体を動かして、膝を支える筋肉を衰えさせない
- 歩くと痛いからといって動かさず運動不足になると、膝も固まり更に動きが悪くなるので、可能な範囲で歩くようにする
- 体重が増え過ぎた…と思われる方は、膝に負荷がかかりやすいのでできるだけ適正体重に近づける
- 血流を良くするためにお風呂などに入って体を温める
ぜひ、以上のようなことを意識して、変形性膝関節症になるリスクを減らしましょう。
お人によって膝の状態は様々ですし、周辺の筋肉量も少ないことから、改善するのにも非常に時間がかかります。
当院では非常に優しい施術でお客様の自然治癒力引き上げて膝のお痛みを緩和してまいりますので、少しでもお膝に違和感が出てきたら、痛みが酷くならないうちに早めにケアをなさってくださいね!!
私も今回は箕面大滝からのマイナスイオンと赤・黄・緑の紅葉の綺麗さに癒されながら自然を満喫できました。
そして、いくつになっても元気に歩きたいなと心から感じました☺
全てはお客様の笑顔と幸せのために…
みなさまのお越しを心よりお待ちしております🍀