鎖骨を骨折してから肩こり・頭痛・全身倦怠感の症状で悩まれている患者様が多くいます。
鎖骨は非常に細い骨でとても重要な骨で、体の上半身に大きな役割を与えています。
鎖骨は肩に関する全ての動きに影響をする
鎖骨は肩の関節に欠かせない非常に重要な骨になります
下記のイラストを見て下さい。
赤色の〇で囲んでいるのが鎖骨の部分にあります。
胸の中心のところにある四角の骨が胸骨柄という骨です。
この胸骨柄という骨と鎖骨は関節面があり胸鎖関節という関節を作っています。
次に肩と鎖骨の関節面があります。
これを肩鎖関節(けんさかんせつ)といい肩甲骨の肩峰(けんぽう)という所と鎖骨が関節を作っております。
鎖骨は、この二つの関節に面しており肩を上げる時はローリングをして鎖骨は動き、肩の動きのスムーズにしております。またこの鎖骨のローリングによって肩があがります。
鎖骨の骨折は後遺症が多い
鎖骨を骨折するとしばらく肩を固定するために、肩の関節自体に大きな制限が掛かり、固定装具を取った後でも肩の動きが悪くなり、肩こりや全身倦怠感の症状になります。
また鎖骨の周りには、鎖骨窩筋や大胸筋など様々な筋肉があるために大きなダメージを受けてしまうことで辛い症状になってしまいます。
また折れた鎖骨の骨も骨膜や筋膜などが絡み合っているために酸素や血液の供給が悪くなり肩こりの原因にもなってしまいます。
鎖骨の骨折の後のケアが後遺症を軽減する
鎖骨を骨折が完治してある程度、肩が動くようになると骨折の後の施術が重要になります。
カイロプラクティックで骨折した骨自体のバランスを取り、鎖骨周りの筋肉・筋膜・骨膜やリンパ液の施術が必要になります。
また胸鎖関節・肩鎖関節の施術も必須になります。
「骨折した後のケアはすぐにする必要があるのか・・・」と疑問に思うことがあると思います。多くの方は鎖骨の骨折を重要視していない患者様が殆どです。
そのために気付いた時で大丈夫です。また問診の際に「鎖骨を骨折したことがある」とお伝えください。
肩こりや全身倦怠感に大きく影響をしています。
また関節や筋肉、筋膜や骨折した骨の後遺症の施術を出来るのはカイロプラクティックだけになります。
鎖骨だけでなく体のあらゆる骨折の後遺症でお悩みの方は、ぜひ当院にお越しくださいね。
当院のホームページは下記です。
https://life-chiro.net/index.html
住所:兵庫県川西市栄町10-5パルティ川西2階
(阪急川西能勢口駅から徒歩約2分)