ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。
いつも多くの患者様のご来院・ご紹介ありがとうございます。
最近は、本当に健康のためにカイロプラクティックと運動を併用されている方も多いので少し栄養のことを書かせて頂いております。
栄養学は時代と共にかわるところがありますので、常に最新な情報を調べて下さいね。
私のテーマは「骨はカルシウムだけではない」です。
そのことを含めて読んで頂ければ幸いです。
5大栄養素の具体的な役割や働き方
健康的な生活のためには、食事から摂取する「5大栄養素」をバランスよく取り入れることが必要不可欠です。この記事では、5大栄養素の具体的な役割や働き方を詳しく解説します。
①炭水化物:エネルギーの「燃料」
炭水化物は、体の主要なエネルギー源です。 特に脳や筋肉が活動する際に必要なエネルギーを供給します。
【炭水化物の役割】
即効性のエネルギー:活動中にすぐ使えるエネルギーとして働きます。
グリコーゲンとして蓄えられる:残ったエネルギーは肝臓や筋肉に蓄えられ、必要な時に再利用されます。
炭水化物が不足しているとエネルギー不足により疲れや集中力の低下を招きます。
食品
ご飯、パン、パスタ、いも類、果物などに含まれています。
②タンパク質:体の「基盤」をつくる材料
タンパク質は、筋肉や皮膚、内臓、髪の毛など、体を構成するための基本的な材料です。 特に骨の健康上においても重要な役割を果たしており、骨の30%を占める有機成分の主成分がタンパク質です(主にコラーゲン)です。
【タンパク質の役割】
骨の柔軟性を支えるコラーゲンは骨の「足場」として機能し、その上にカルシウムが沈着することで骨の硬いさと柔軟性が保たれます。
骨形成を促進する骨芽細胞の活性化、骨の新陳代謝を助けます。
カルシウムの吸収をサポートするタンパク質はカルシウムの利用効率を高め、骨の健康を支えます。
カルシウムが不足していると筋力の低下や免疫力の低下、さらには骨折リスクの増加につながります。
食品
肉、魚、卵、大豆製品(豆腐、納豆など)。
③脂質:高効率のエネルギーと「守る」
脂質は、炭水化物よりも高エネルギーを供給する栄養素です。 さらに、細胞膜の材料となり、体温を下げる役割も果たします。また、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収やる気はありません。
【脂質の役割】
高エネルギー源:1gで9kcalを供給します。
細胞膜やホルモンの材料:健康な細胞を維持し、性ホルモンやストレスホルモンの生成に関与します。
体温や内臓の保護:脂肪が体内でクッションのような役割を果たします。
脂質が不足しているとホルモンバランスが崩れたり、肌の乾燥が進む可能性があります。
食品
魚(サーモン、青魚)、ナッツ類、アボカド、植物油(オリーブオイル、菜種油など)。
④ビタミン:体の「調整役」
ビタミンは、体が正常に機能するために必要な調整役です。エネルギーにはなりませんが、代謝を助けたり、免疫を強化したりする役割を担います。
【ビタミンの種類と役割】
水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンB群)一時使われ、残りの残り分は体外に排出されるため、毎日摂取が必要です。
例:ビタミンC(免疫力を高める)、ビタミンB群(エネルギー代謝を助ける)。
脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)脂肪と一緒に吸収され、体内に蓄えられます。
例:ビタミンD(骨の強化)、ビタミンA(体力維持)。
ビタミンが不足していると免疫力の低下や疲労感、骨の衰弱などの症状が出ます。
食品
野菜、果物、魚、卵、乳製品など。
⑤ミネラル:体の「土台」と「調整役」
ミネラルは、骨や歯の材料になるだけでなく、血液や筋肉、神経の働きをサポートする重要な栄養素です。体内では生成できないため、食事からの摂取が大切です。
【ミネラルの種類と役割】
●カルシウム
骨や歯を構成し、神経や筋肉の働きを助けます。
●鉄
血液中のヘモグロビンを作り、酸素を全身に運びます。
●ナトリウムとカリウム
体内の水分や電解質のバランスをご覧いただけます。
ミネラルが不足していると骨粗鬆症(カルシウム不足)や貧血(鉄不足)、脱水症状(どうしても不足)を確保します。
食品
乳製品、小魚、海藻、緑黄色野菜、ナッツ類など。
まとめ:5大栄養素をバランスよく摂取する必要があります。
炭水化物:体を動かす燃料。
タンパク質:体の基盤をつくり、骨や筋肉を支える。
脂質:高効率のエネルギー源と細胞を守る素材。
ビタミン:体の調整役としてや代謝免疫を支える。
ミネラル:骨や血液を作り、体内バランスを調整する。
これらをバランスよく摂ることが健康の基本です。日々の食事から意識して取り入れて下さいね!