栄養学

血液の役割とは? 体の中で働く「運び屋」と「守り手」の秘密

ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。

いつも多くの患者様のご来院・ご紹介ありがとうございます。

お体の自然治癒力を運ぶのは神経・血液など体内の流れのあるものです。

血液は、私たちの体の中にずっと流れ続けている大切​​な存在です。

でも「血液の役割って何?」と聞けば、具体的に説明するのは少し難しいですよね。

このブログでは、血液の役割について、わかりやすく説明します・・・。できるかな・・・。

血液の働きを知ることで、私たちの体がどれだけすごい仕組みで動いているのかが分かると思います。

血液の3つの大切な役割

血液は、体の中を流れる「運び屋さん」「掃除屋さん」「守り手」のような存在です。

1. 栄養と酸素を運ぶ:体を元気にする「運び屋さん」
血液は、体を動かすために必要な栄養や酸素を運びます。

栄養の流れ:食べたものから吸収された栄養は血液によって使い分けられ、筋肉や内臓、脳など全身で使われます。
例:ご飯から得たエネルギーを筋肉に届けることで、私たちが走ったり動いたりたりできます。
酸素の流れ:呼吸で取り込んだ酸素を、血液が体の中に運びます。酸素がないと、体の細胞は働きません。
ポイント
血液は心臓から送り出されて、体中を巡りながら「必要なもの」を届けています。

食べ物はどこで吸収される、どこで血液に送られるのか?

  • 食べた物は、小腸で吸収されます。
  • 吸収された栄養は、肝臓全体に血液が送られます。
  • 血液についた栄養は全体に渡って、体を動かすエネルギーとして使われます。

2. いらないものを片付ける:体をきれいにする「掃除屋さん」

血液は、体の中で使い終わった「いらないもの」を回収して外に出す役割も持っています。(赤血球といいます)

二酸化炭素の回収:体で使われた酸素の代わりにできた二酸化炭素を集めて、肺まで移動し、息を吐くときに体の外に出ます。
老廃物の排出:食べ物のカスや体の活動で出したゴミ(老廃物)は、血液が腎臓まで持ち運び、尿として外に出ます。
ポイント
血液がスムーズに流れることで、体の中はいつもきれいに保たれています。

3. 病気から守る:体の「守り手」

血液には、体を病気から守るための仲間がいます。

白血球(はっけっきゅう):バイ菌やウイルスと戦う兵隊のような存在。体に襲いかかってきた敵を見つけて退治します。
血小板(けっしょうばん):けがをしたとき、血を固めて傷口を防ぐ役割があります。これがなければずっと血が流れ続けてしまいます。
ポイント
血液は私たちを外敵から守り、けがの修復まで頑張ってくれる「守り手」でもあります。

血液はどうやってやってる体を流れているの?

血液が全身を巡る仕組みは、心臓がポイントです。心臓は体の中のポンプのような役割をしていて、血液を送り出したり戻したりしています。

送り出す:血液栄養や酸素を運ぶために全身に向かって流れます。
戻る:二酸化炭素や老廃物を回収して心臓に戻り、肺や腎臓に送られて体の外に出ます。
この循環が休む長く続いているおかげで、私たちは健康に生きていられるのです。

血液を健康に守るためにできること
血液がしっかり働くためには、毎日の生活で気をつけたいことがあります。

バランスの良い食事を心掛ける

鉄分(レバー、ほうれん草):血液を作る材料になります。
ビタミンC(オレンジ、イチゴ):鉄分の吸収を助けます。
タンパク質(肉、魚、卵):血液の成分を作ります。
適度な運動をする

血液が体を守るためには、軽い運動が効果的です。ウォーキングやストレッチを日常に取り入れてみましょう。
水分をしっかり摂る

血液の流れを良くするためには、水分補給が欠かせません。1日1.5〜2リットルを目安に飲みましょう。
まとめ:血液は体の中で欠かせない存在!
血液には、私たちが健康で元気に生きるために大切な役割があります。

運び屋さんとして、栄養と酸素を全身に届けます。
掃除屋さんとして、いらないものを片付ける。
守り手として、病気やけがから体を守ります。
この素晴らしい働きを支えるために、健康的な生活を心がけることが大切です。血液の仕組みを知ることで、自分の体をもっと大切になります。

私も少しずつ血圧が高くなりコレステロール値もあがっていますので、健康に十分に気を付けたいと思います。

では、本日も1日「ただ、目の前の笑顔のためにー」頑張ります。

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