数週間以上続く肩の痛み。肩はあがるから五十肩ではないような気がする・・・でも肩をあげると違和感があり痛い。整形外科では石灰沈着もなく湿布と痛み止めだけという患者様が悩み来院されます。
肩の痛みは肩の影響と身体の歪みの影響もある
肩の痛みは【肩だけの影響】と【身体の歪み】の影響の二つがあります。
肩の関節は肩を上げたり、回したり色んな複雑な動きができる関節で多くの関節があります。その中で最も大切な関節が下記のイラストになります。
(人間の骨のイラストです。)
肩鎖関節・・・肩甲骨と鎖骨の関節面
胸鎖関節・・・胸骨と鎖骨の関節面
肩甲上腕関節・・・肩甲骨と腕の関節面
この3つの関節が肩の関節に大きな影響を与えています。
また、簡単にこの3つの関節は歪み、痛みなどの不具合も起こしやすい関節になります。
この3つの関節を痛めていると湿布を貼っても根本的な解決は難しい場合があります。
肩の大きくて複雑な可動域を行うには、この3つの関節が正常に動いてこそ行われますが、どれか1つでも関節に不具合が起きてしまうと、痛めた関節だけでなく全く想像のつかないところも痛みが発してしまうために湿布の効果が少なくなります。
また今、まっすぐ姿勢を正して立って試して頂きたいのですが、痛くない方の肩を横から手を上げて頂く場合と、痛くない方の肩側に少し側屈(身体を横に傾けて)肩を上げると、肩の上げやすさはいかがでしょうか?
恐らく正しい姿勢で肩を上げた方が上げやすいと思います。
これが姿勢や身体の歪みによる肩の痛みの影響です。
身体の歪みも肩を痛める
上記の説明で何となく身体の歪みと肩の痛みの大切な関係がわかって頂いたと思います。
身体が歪んでまま日常生活で肩に負担か掛かり上記の3つの関節だけでなく、肩回りの筋肉や健、靭帯にも大きな負担を掛けてしまいます。
肩の痛みに関して一番大切なことは、痛みがどこから影響した痛みなのかいち早く見つけることが大切になります。
【ここが痛い】からと言って痛いところが原因でないことが非常に多いために、湿布やブロック注射やリハビリだけで痛みが改善しないことが非常の多くあります。
当院のカイロプラクティックは、肩の痛みは肩だけに着目せずに、体全体の歪みや筋肉、筋膜、関節などあらゆる視点でチェックしてお体の不調を緩和させます。
(五十肩の症状でお悩みの患者様の施術前と施術後の写真です)
肩の調子が悪くて悩んでいる方は、ぜひ当院にご来院して下さいね。
当院のホームページは下記です。
https://life-chiro.net/index.html
住所:兵庫県川西市栄町10-5パルティ川西2階
(阪急川西能勢口駅から徒歩約2分)