シンスプリント
シンスプリントとは症状や病変の名称ではなく、足の下腿・脛(すね)の痛み・違和感を総称していいます。
疲労骨折・脛骨過労性骨膜炎など脛の痛みとして現れる症状です。
スポーツ選手の中では良く「シンスプ」など略して言われる場合もあります。
シンスプリントは下腿の内側にある脛骨の後内側縁の下3分の1付近の広範囲で痛みが生じます。
圧痛・運動時痛・違和感・張り・腫脹などの症状がみられます。
何故か多くの場合はウォーミングアップをしているうちに痛みは治まりますが、ひどくなるとトレーニング後に痛みが再発し、翌朝になってさらに悪化する場合があります。
痛みが始まると疲労骨折の疑いも考えなくてなりません。
足の張り・違和感などが出てきた場合はひどくなる前に適切な処置を受けなければ症状の回復まで時間が掛かります。
シンスプリントの起こしやすいスポーツ
・陸上競技
・サッカー
・野球
・バレーボール
・クラシックバレエ
・バスケット
・ラブビー
・アメリカンフットボール
・ダンサー
など、走る・ジャンプする種目の多くみられる障害です。
シンスプリントの原因として以下の事があげられます。
・急な運動量の増加(特に新入生の無理な走りこみ)
・下腿の筋疲労
・下腿の筋疲労の為、筋肉の柔軟性の低下
・固い地面やコンクリート・アスファルトの上での練習
・骨盤・股関節・膝関節・足関節などの可動域減少
など、様々な原因があります。
カイロプラクティックの施術方法はスポーツの種目によって変わってきます。
足底アーチの矯正・下腿の筋肉の筋膜リリース・全体のバランスの矯正などになります。
主に筋膜リリースがメインになる場合があります。
シンスプリントはアスリートご本人のケアが最高の予防策になります。
練習後は必ずクールダウン・ストレッチ・アイシング・靴がすり減っていないかの確認・2日から3日間ぐらい足の疲労が取れない場合は必ずカイロプラクティックの施術を受けて足の疲れを取って下さい。普通のマッサージでは効果は激変します。是非、筋膜リリーステクニックのできるカイロプラクティック院をお探し下さい。