サッカー障害

サッカー選手の【足首捻挫】長引く痛みの原因と解決策

ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。

いつも多くの患者様のご来院・ご紹介本当にありがとうございます。

当院は日本全国からサッカー選手を始め多くのスポーツ選手が来院しております。

また、ヨーロッパ1部リーグやアジアのサッカー選手も多く来院しております。

今回は、あまりブログにしたことがない【捻挫の後遺症】【長引く捻挫】について簡単に書かせて頂きます。

捻挫の長引く原因として外的環境と内的要因に大きく分かれます。当院は内的要因を対応させて頂きます。

捻挫が何故?長引くのか

まずは外的環境として、人工芝の影響が一番多く感じられます。人工芝は土や芝のグランドよりも硬いために、通常の健康な足にも大きな負担を与えてしまい、疲労回復やシンスプリントの影響を与えてしまいます。

そのために捻挫をして傷付いている、筋肉や靭帯・筋膜・関節・筋繊維などに大きな負担を掛けてしまい捻挫が長引いてしまう可能性があります。

予防方法としては十分に休みを取ってから練習参加や、人工芝専用のシューズを購入されることもお勧めします。

また、夏場の捻挫が一番厄介な捻挫になります。

夏場のグランドは、体感温度よりもかなり熱く、選手の足の裏もかなり高温になっています。治ったばかりの足首にはまだ小さな筋繊維に炎症作用は残っているので、いつまで経っても捻挫した足が腫れぼったい感じが残ってしまいます。

対応策としては、試合や練習が終わった後は、必ずアイシングが重要になってきます。

内的要因として・・・

内的要因として、捻挫をされた患者様の多くは「整形外科や整骨院で骨は大丈夫だけど靭帯が伸びていると言われました。」と問診時に言われます。

一般的に、サッカー選手やスポーツ選手の長引く捻挫の場合は【靭帯や筋肉】だけの影響ではありません。

ココがポイント

  • 一般的な初期対応としてアイシング・圧迫が重要

初期対応が適切でないと、捻挫の治癒が遅れることがあります。捻挫直後のRICE処置(Rest, Ice, Compression, Elevation)は、腫れや炎症を抑え、回復を促進します。しかし、これが適切に行われないと、炎症が長引き、回復が遅れる原因となります。特に必要なのは【圧迫】です。捻挫をすると組織に傷がつくために、傷を修復させるための炎症物質が動脈や毛細血管から大量に分泌されます。この炎症物質は傷を治癒させるために必要以上に分泌されるために、足はパンパンに腫れてしまいます。

パンパンに腫れた状態で当院に来院されるスポーツ選手もいますが、適切な触診をするためには少しでも炎症を抑えるために圧迫は必要になります。

また、パンパンに腫れあがってしまうことで、治癒後もプレー中に「腫れぼったい」と言われる選手もいます。

それぐらい【圧迫】は重要になります。

捻挫をした場合は、20分アイシングをした後に、タオルでも何でもいいのでとりあえず圧迫を続けてアイシングを続けて下さい。濡れたタオルは熱を浸透させるのでとりあえず冷やし続けて下さい。

圧迫の強さはチームトレーナーなどに従って下さいね。

 

ココがポイント

  • 捻挫は靭帯と筋肉だけの問題ではない

捻挫の原因は主に「靭帯と捻挫」と思られることが多いですが、実は【関節の影響・筋膜の影響・骨膜の影響・骨の柔軟性の影響】が長引く捻挫や捻挫の後遺症に大きな内的要因を作ってしまいます。

当院に来院される患者様の殆どが、【関節の影響・筋膜の影響・骨膜の影響・骨の柔軟性の影響】4つが原因で来院されております。

上記4つに影響を及ぼす理由

1.筋肉の緊張

怪我をすると、体は自動的にその部位を保護しようとします。その結果、怪我の周囲の筋肉が緊張し、硬くなることがあります。これは、さらなる損傷を防ぐための無意識の反応であり、痛みや不快感を感じるときに特に顕著です。

 

2.関節の可動域の制限

打撲や捻挫の影響を受けた関節は、腫れや痛みによって動きが制限されます。関節周囲の軟部組織が損傷し、腫れたり炎症を起こしたりすると、関節の動きがスムーズでなくなり、可動域が狭くなります。これは、損傷部位を安静に保つための体の自然な保護メカニズムです。

 

3.骨の柔軟性

打撲や捻挫の影響を受けた周辺の骨は、捻挫だけでは大きな影響を受けませんが、過去に足を蹴られたり、削られたりすると足の骨一つ一つが硬くなり柔軟性が悪くなり足首全体に大きな影響を与えてしまいます。

この3つのことを考えながら、患者様の足をチェックして「他の要因はなにか?」探りながら触診をしております。

決して、整形外科や整骨院で行うような流れ作業ではなく、一人一人の足を細かく手だけでチェックするからこそできる施術です。

多くの事例はありませんが、患者様のふくらはぎを緩める施術をしただけで、長年にわたる捻挫の後遺症も改善したこともあります。

それだけ長引く捻挫や捻挫の後遺症は、多岐にわたり施術が必要になってきます。

スポーツ障害や捻挫の後遺症などにお困りの方は、当院にご相談ください。

当院のスポーツ障害のホームページは下記になります。

当院のホームページ

当院に来院されているプロサッカー選手のお写真です。

Jリーグ・ヴィッセル神戸の前川黛也選手が来院。スポンサーの関係でお写真の掲載は出来ませんが、施術に飾っております。

ヨーロッパ1部リーグやアジアで活躍中のプロサッカー選手・小川圭佑選手

スペインリーグ・ヨーロッパリーグで活躍中のプロサッカー選手・田島翔選手

南米・アジアで活躍中のプロサッカー選手・高寺元気選手

など多くのプロサッカーが来院しており、お忍びでも他のJリーグの選手が来院しております。

長引く捻挫・捻挫の後遺症でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

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