サッカー障害

高いレベルでサッカーをする小・中学生【オスグッド病の予防と対策】

ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。

いつも多くの患者様のご来院・ご紹介ありがとうございます。

また日本全国からサッカー選手のご来院、本当にありがとうございます。

頻繁にお電話でオスグッドとグロインペイン症候群について「本当に治りますか?」というお問い合わせがあります。電話では全く症状が分からないので、お答えしにくい部分があります。少しでも情報を提供をさせて頂きたくブログにオスグッドの事を書かせて頂きます。

ただ、オスグッドとグロインペイン症候群に悩まれている多くのサッカー選手が、早期に練習に復帰しているのは間違いありません。

サッカーは成長期の子供たちにとって非常にエキサイティングなスポーツですが、成長期特有の怪我も発生しやすいです。その一つが「オスグッド病」です。これは特に激しい運動をする小・中学生に多く見られます。本記事では、オスグッド病の原因、症状、予防策、対策について詳しく説明します。

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オスグッド病とは?

オスグッド・シュラッター病(以下:オスグッド病)は、膝の下にある脛骨粗面(けいこつそめん)の部分が痛くなる症状です。成長期にある子供たちの膝に負担がかかり、骨が成長する際に筋肉や腱(けん)が引っ張られて炎症が起こります。サッカー選手やバスケ・バレーボール・ラグビー選手など膝に負担が掛かるスポーツで発症しやすい症状です。男女ともに当院には来院されております。

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オスグッド病の原因

オスグッド病の主な原因は、運動による膝への過度の負担です。成長期には骨が急速に伸びるため、筋肉や腱がその成長に追いつかず膝のお皿が引っ張られ、お皿の靭帯が脛骨粗面を引っ張り過ぎることで炎症を引き起こします。症状が酷い場合は軽く触るだけで激痛が走ります。

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オスグッド病の症状

  • 膝の痛み:運動中や運動後に膝の前面に痛みを感じることがあります。初期症状は痛みは休息を取ることで一時的に和らぐことがありますが、再び運動を始めると再発します。症状が酷くなると歩行も困難になります。
  • 腫れ:膝の前面に腫れが見られることがあります。これは炎症によるものです。
  • 触ると痛い:痛みのある部分を押すと、鋭い痛みを感じることがあります。
  • 動きの制限:膝を曲げたり、しゃがんだりする動作が痛みによって制限され、階段や歩行も困難になることがあります。

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オスグッド病の予防

オスグッド病を予防するためには、以下のポイントに注意することが重要です:あくまでも予防であって痛みの軽減ではありません。

  • 適切なウォームアップ:運動前には十分なウォームアップを行い、筋肉をほぐします。これにより、運動中の筋肉や腱の緊張を和らげ、膝への負担を軽減します。
  • ストレッチ:太ももの前側(大腿四頭筋)や後ろ側(ハムストリングス)のストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を高めます。特に成長期の子供たちは、筋肉の成長が骨に追いつかないことが多いため、ストレッチは非常に重要です。
  • 適切な休息:運動後には十分な休息を取り、成長期の方はアイシングをして筋肉や腱の回復を促します。過度の運動は膝への負担を増大させるため、適度な休息が必要です。
  • 適切なトレーニング:筋力トレーニングを行うことで、膝周りの筋肉を強化し、膝の安定性を高めます。ただし、無理なトレーニングは避け、適切な負荷を心がけましょう。
  • プロテクターの使用:必要に応じて膝のプロテクターを使用することで、外部からの衝撃を軽減し、膝を保護します。特に違和感がある方は必須になります。

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オスグッド病の対策

オスグッド病の症状が現れた場合は、早期に対策を講じることが重要です。以下に具体的な対策方法を紹介します:

  • 休息とアイシング:痛みを感じたら、まずは運動を中止し、膝を休めます。また、痛みのある部分をアイシングすることで炎症を抑え、痛みを和らげます。アイシングは1回20分程度、1日に数回行うと効果的です。症状が酷くなる前に早めに練習を中止して当院にご来院下さい。多くの方は症状が悪化してから来院され施術に回数が掛かる場合もあります。
  • 整形外科の診察:あまりにもひどい痛みが続く場合や症状が悪化する場合は、早めに整形外科医の診察を受けてオスグッド病と診断されてから当院にご来院下さい。
  • 段階的な運動再開:症状が改善したら、段階的に運動を再開します。軽いストレッチやウォーキングから始め、徐々に負荷を増やしていきます。

実際の事例

「グロインペインとオスグットが一度で痛みがなくなりました」と患者様の声を頂きました。

【症状】

左足首内反捻挫 オスグッド  グロインペイン

【感想】

少年サッカーのチームを移籍したところ、急激な練習量の増加により、次々と足に痛みが出ました。
初めは整形外科を受信し、湿布とリハビリを続けていましたが、歩くのも困難になり、こちらに飛び込みました。 一度目の施術の帰りに「痛くない!!」と笑顔で話したことは忘れません。場所を変えながら次々と出る痛みに、一度サッカーをやめようか」?と思う時もありましたが、 治りにくい症状にも関わらず確実に良くなっていくので、必ず治ると希望を持つことができました。練習も試合も休まず参加できています。ここの予約はお守り代わりです。
これからもよろしくお願いします。

 

【症状】

オスグッド(右膝)

【感想】

中学になり、サッカーの練習がよりハードなものになってきた為、日頃からスポーツ障害にならないようにケアには気を遣っていました。
夏休みに長期遠征があり、とても楽しみにしていたのですが、3週間前に突然右膝にオスグッドの症状が出て、目の前が真っ暗に。
炎症が治まらない中、「何とか」とこちらで施術を受けたところ、その場で痛みが引き、屈伸ができました。
残り2週間というところでしたが、「必ず何とかします」という先生の言葉に救われ、前向きになり症状もどんどん良くなっています。心も体も救われました。痛みも炎症もほとんど治まり、子供も親も遠征がとても楽しみです!!
別に通っている整体の先生に途中経過を見てもらったところ、この期間で痛みを取り、これだけ回復するのはスゴイ!!と言われました。森下先生、やっぱりスゴイです。

 

将来のプロサッカー選手へ

オスグッド病は、成長期にあるサッカー選手にとって避けられない問題かもしれませんが、適切な予防と対策を行うことで痛みを軽減し、早期回復を目指すことができます。初期症状を見逃さず、早めに対処することで症状の進行を防ぐことが重要です。適切な休息とアイシング、膝への負担を軽減が重要になります。サッカー選手としての成長を楽しむためには、身体のケアが欠かせません。将来のプロサッカー選手を目指す子供たちが、健康な膝で最高のパフォーマンスを発揮できるよう当院でサポートさせて頂きます。

最後の当院のサッカー障害のホームページをご案内させて頂きます。

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