ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。
いつも多くの患者様のご来院ありがとうございます。
当院は日本全国からスポーツ選手が来院しており、特にサッカー選手は日本代表やJリーグの選手、ヨーロッパ1部リーグやアジアなど海外で活躍中のプロサッカー選手も多く来院しております。
本日のブログは【オスグッド・シュラッター病(オスグッド病)】について少し書かせて頂きます。
オスグッド・シュラッター病(オスグッド病)
オスグッド・シュラッター病(オスグッド病)は、成長期の子供や青年、特にスポーツを活発に行っている少年に多く見られる膝の障害です。
特に症状の出やすいスポーツは、陸上競技・サッカー・バレーボール・バスケットボール・バドミントンです。男性でも女性でも症状はあり、動作ではジャンプ、ダッシュ、キック、シュートなどです。
この病気は膝蓋腱(膝のお皿と脛骨をつなぐ腱)が繰り返しのストレスや負荷によって炎症を起こし、脛骨の突出部に痛みを引き起こします。このブログでは、オスグッド病の症状、原因、施術方法、および予防策について詳しく解説します。
当院は、このように多くのプロサッカー選手からユニフォームを頂けるほどスポーツ障害に関して大きな実績があります。
また下記のようにオスグッドでお悩みの患者様から患者様の声を頂いております。
「グロインペインとオスグットが一度で痛みがなくなりました」と患者様の声を頂きました。
ここからはオスグッド病の説明になります。最後に当院の施術の効果を書かせて頂きます。
オスグッド病の症状
オスグッド病の主な症状は以下の通りです:
- 膝の痛み:特に膝の前面、膝蓋腱が付着する脛骨の突出部(脛骨粗面)に痛みを感じます。この痛みは運動中や運動後に強くなることが多く、特にジャンプやランニング・シュートなどの活動で悪化します。
- 腫れと炎症:痛みがある部位に軽い腫れや炎症が見られることがあります。触れると痛みを感じることもあります。
- 運動制限:痛みがひどくなると、通常の運動や日中の生活でも痛みが出てしまうことがあります。特に階段の昇降や膝を曲げる動作が困難になります。
- 骨の突出:長期間の炎症によって、脛骨の突出部が目立つようになることがあります。
原因
オスグッド病の主な原因は、膝蓋腱に繰り返しのストレスや負荷がかかることです。以下のような活動が原因となります:
- 激しいスポーツ活動:サッカー、バスケットボール、陸上競技など、ジャンプや急な方向転換を伴うスポーツは膝に大きな負荷をかけます。
- 成長期の急激な骨の成長:成長期には骨が急激に成長するため、筋肉や腱がそれに追いつかず、ストレスがかかりやすくなります。
- 遺伝的要因:家族に同じ症状を持つ人がいる場合、発症するリスクが高まることがあります。
一般的な治療法
オスグッド病の治療は、主に以下の方法で行われます:
- 休息:最も重要なのは、痛みを引き起こす活動を一時的に全て中止し、膝を休めることです。これにより、炎症が治まりやすくなります。長期間の休みが必要な場合があります。
- アイシング:痛みがある部位に冷却パックを適用することで、炎症を抑え、痛みを軽減します。膝に違和感を感じるとすぐにアイシングをして下さい。また症状の出ていない膝にもアイシングをして予防をして下さい。
- ストレッチとエクササイズ:適切なストレッチや筋力強化エクササイズを行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、再発を防ぎます。特に大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチが効果的です。再発になるので痛みを軽減するものではありません。
- 物理療法:理学療法士によるマッサージやストレッチ、エクササイズ指導・電気治療を受けることで、回復を促進しますが、大きな期待は出来ません。
- サポーターやテーピング:膝の安定性を保つためにサポーターやテーピングを使用することがあります。
- 整形外科や整骨院では、スポーツを辞めないと治らないと間違ったアドバイスをすることもあるので注意が必要です。
予防策
オスグッド病を予防するためには、以下のポイントに注意することが重要です:一般的に症状が出ていないスポーツ選手に効果的です。
- 適切なウォームアップとクールダウン:運動前後には十分なウォームアップとクールダウンを行い、筋肉や腱の準備を整えることが重要です。
- 定期的なストレッチ:柔軟性を維持するために、定期的にストレッチを行い、筋肉や腱を柔軟に保ちます。
- 適切なトレーニング:過度なトレーニングを避け、適切な負荷でトレーニングを行うことが重要です。トレーニングの負荷を徐々に増やすことで、筋肉や腱へのストレスを適切に調整します。
- スポーツ活動の見直し:成長期には、負荷の大きいスポーツ活動を一時的に控えることも考慮します。
当院の施術方法
オスグッド病は、早め早めに来院して頂き施術をすることで大きく症状を抑えることが出来ます。もちろん成長痛と言われるオスグッドなので成長を押さえることは出来ないために、症状が出ては施術をするの繰り返しが少し続くと思います。
当院に来院される小学生や中学生は、歩行が困難な状態や膝を曲げることが出来ないなど、症状がかなり悪化してから来院されますが、大きく痛みを緩和することも可能です(個人差あり)
施術方法に関しては約40分~50分掛けて、上記の写真のように一つ一つオスグッド病の症状が出ている脛骨粗面を細かく触診して、カイロプラクティックの間接法というテクニックを使って、その場で痛みの緩和を目指します。
「グロインペインとオスグットが一度で痛みがなくなりました」と患者様の声を頂きました。
オスグッド病はストレッチやアイシングは殆ど症状が出ていない時の予防策として効果的です。
残念ながらオスグッド病の症状が出ている時は、痛みの根本的な解決を目指すためにスポーツ障害の施術が必要になります。
オスグッド病のホームページはサッカー障害の中に書かせて頂いており、患者様の声も数件ございます。ぜひご参考にして下さいね。
整形外科や整骨院で痛みが緩和しないオスグッド病は、ぜひ当院にご相談くださいね。