栄養学

ヒアルロン酸とは?膝の軟骨に効果があるの?

ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。

いつも多くの患者様のご来院・ご紹介ありがとうございます。

当院に来院されるカイロプラクティックの患者様で多い症状は、肩こり・腰痛・そして変形性膝関節症(膝の痛み)の患者様です。

特に変形性膝関節症(膝の痛み)の患者様は関西全域からご紹介で来院されます。

そして質問を受けるのが・・・「膝の軟骨にはヒアルロン酸がいいの?」です。

答えは一つではないので、一つの情報として受け取って頂ければ幸いです。

1. ヒアルロン酸とは?わかりやすく解説

ヒアルロン酸は体内に自然に存在するゼリー状の物質で、関節や皮膚、目などに多く含まれています。その最大の特徴は、水分を保持する力が非常に強いことです。1グラムのヒアルロン酸で約6リットルもの水を保持する能力があり、これによって膝関節では**滑液(かつえき)**という液体を構成し、関節の動きをスムーズに保っています。

 膝の軟骨とヒアルロン酸の深い関係

軟骨と滑液が果たす役割
膝関節は、骨と骨が直接ぶつからないように「軟骨」によって覆われています。この軟骨はクッションの役割を果たし、動きをスムーズにします。軟骨の周りを満たしているのが滑液で、その中に含まれるヒアルロン酸が、関節の動きをなめらかにする水分に満ち溢れた潤滑剤の役割を果たしているのです。

ココがポイント

加齢や運動不足、関節の酷使により、滑液中のヒアルロン酸が減少することがあります。その結果、関節がうまく動かず、軟骨が摩耗しやすくなります。この状態が進むと、膝の痛みや関節炎を引き起こす原因になります。

問題は・・・「サプリメントの活用で膝の軟骨が増えるか・・・」膝が痛い方はとても重要な問題だと思います。ひとつの意見として捉えて下さいね。

ヒアルロン酸は「糖」でできていて、体の中で潤いを守る大切な成分です。サプリメントから摂取したヒアルロン酸や食べたヒアルロン酸がそのまま軟骨や肌になるわけではありませんが、分解されて材料として再利用されることで、関節や肌の健康をサポートします。

ただ、体の構成するもの骨・お肌・軟骨など全てタンパク質です。そのタンパク質がしっかりと取る必要があります。もちろんタンパク質を取るという事は、『炭水化物・脂質・ミネラル・ビタミン』も必要になります。

このブログの最初に書かせて頂いた内容ですが、ヒアルロン酸の最大の特徴は軟骨を増やす事ではなく、水分を保持する力が非常に強いことです。1グラムのヒアルロン酸で約6リットルもの水を保持する能力があり、これによって膝関節では**滑液(かつえき)**という液体を構成し、関節の動きをスムーズに保っています。

そのために軟骨をこれ以上すり減らさないためには必要かもしれませんが、軟骨が増えるものではない可能性があります。

軟骨は増えないの?

軟骨は完全に「増える」というより、修復されると考える方が正しいかもしれません。

軟骨が修復される仕組み
軟骨は「軟骨細胞」によって新しく作られます。ただし、軟骨は血管がほとんどないため、栄養や酸素が届きにくく、再生能力が低いという特徴があります。そのため、修復には時間がかかり、加齢や関節への負担が大きい場合、軟骨がすり減りやすくなります。そのために膝が痛くて悩んでいる方が非常に多くいます。

カイロプラクティックで効果的なのか?

当院にはたくさんの変形性膝関節症の患者様が来院されており、多くの方が痛みから解放されています。

その理由は、膝関節周りの痛みの緩和や膝周辺の歪みや炎症を緩和させているからです。

軟骨が増えたから痛みが緩和したというわけではありません。

しっかりと膝のメンテナンスをされている患者様は80代後半でも杖を使わずに生活をされています。

変形性膝関節症と診断された、膝が痛いなどでお悩みの方は、ぜひ当院のカイロプラクティックを一度受けて下さいね。

当院のホームページは下記になります。

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